学会長挨拶


学会長 澤田 昌宏(愛媛十全医療学院)

 第18回の四国作業療法学会は愛媛県での開催となります。オリンピックのような4年ごとの開催周期があっという間に感じられます。現在のところ平成19年5月26日(土)・27日(日)の両日、愛媛県生涯学習センターでの開催を予定しております。作業療法を取り巻く状況を鑑みると、平成18年度診療報酬の改定を含む、社会保障制度改革の推進により、勤務施設でのサービス提供の形態や内容の再考が迫られています。作業療法を受けられる対象者から見て分かりやすい情報の提供、そして質の高い支援とともに効率的な提供等が求められてきています。会員個々に勤務する施設の種類や対象分野は異なりますが、いずれにしても、非常に大きい改革の波を受けなければならない状況にあります。このような背景から学会テーマを「継ぐ・挑む・創る」−思いを実現する作業療法−と題しました。社会保障制度改革に伴い新たに取り組まなければならない事柄への挑み、対象者の視点にたって支援の場や内容を引継ぎ、個々人の創造に繋げていくため、今学会がその一躍を担う場になればと考えています。また、出来れば2日目のプログラムを他職種の方々や一般の方にも公開し、内容を共有できる講演を企画していきたいと考えています。
 参加される方々の経験年数や分野は異なりますが、それぞれに知識の再確認や新たな興味に繋がる内容を実行委員と共に考えながらプログラムを組み立てていきたいと思っております。2日間にわたる会期中、学会場では知的刺激に触れ、夜は道後の湯に触れて、一息ついてひとときの癒しを愛媛の地で行なって下さい。愛媛県士会の会員一同で四国各県の会員の方々の多くの参加をお待ちしております。





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